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指導者の条件 ~未来の可能性を大きく引き出す 岩出雅之(帝京大学ラグビー部前監督) 自分がチームをどこに導きたいと考えているのか、 その視点がしっかりしていないと何も生まれないと思います。 ただ目の前の勝利だけ見ているのと、 学生たちの未来まで見てあげているのとでは、 彼らの将来はまるで違ってくるでしょう。 ですから指導者に努力や学習意欲のないチームには未来はありません。 指導者がこれぐらいでいいと考えたところで、 学生たちの可能性を摘み、チームの歩みも止まります。 だから指導者は成長し続けなければならないというのが僕の哲学です。 学生はラグビーがしたくて入ってきます。 そこで指導者も同じようにラグビーしか見ていなかったら、 たぶんお互いにラグビーのことだけで4年間は終わってしまいます。 入り口はラグビーでいいと思いますが、 指導者が未来をしっかり見据えて指導することで、 社会に出て生きる力を育むことができると思うんですね。 僕はいつも学生が卒業する時に言うんです。 この4年間が一番幸せだったと思うような人生にするなと。 卒業後ももっと大きな夢に挑んでほしいと。 人間の脳ってすべてをコントロールするんですね。 しかし現実的なことにすぐ反応して行動の幅を狭めてしまいがちです。 ですから未来を大きく持つことでその幅を大きくするんです。 大きな未来を抱くことによって内に秘められた力を引き出すことができる。 ですから僕は指導者として、若い世代たちの可能性を 大きく引き出すような指導者でありたいんです。 大学を出てからもっともっと社会で活躍して、幸せになってほしい。 そのための根を大学の4年間でしっかり培っていきたいと願っています。 |
2025.01.18 |
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