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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.562a

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ぼうやいくつだ、どのくらいできるんだい?
10年続けると変わっていく

鍵山さんに薫陶を受けた
阿部豊さん(日本を美しくする会東京掃除に学ぶ会所属)
木南一志さん(新宮運送社長)のお話。

(阿部) 
鍵山さんは会社をよくしたい、
業界をよくしたいという思いから、
1人で掃除を始めるわけですね。
10年以上経って、ようやく社員さんがついてきた。
最初は社員さんが掃除をしている鍵山さんを
跨いで通っていたといいます。

(木南)
不思議と同じことが起きるんですね。
私が掃除を始めた頃もそうでした。
冒頭にお話ししましたが、
私は最初、北九州のトイレ掃除に参加したんです。
そこで汚れてドロドロになった小便器と
2時間向き合って綺麗にすることができた時、
「ああ、やったな」という納得感と共に、
言葉にならない充実感、達成感が自分の中に入ってきて、
「これをやらないとだめだな」と感じたんです。

それで友人と2人で「播磨掃除に学ぶ会」を立ち上げ、
駅のトイレ掃除を早速始めました。
田舎のローカル線の駅ですけれど、
大便器は板で打ちつけられて使用禁止、
小便器は使えるけどグチャグチャの状態でした。
そこを掃除すると言うと駅員さんがびっくりして、
「何かの宗教ですか」と(笑)。

でも、トイレがだんだん綺麗になってくると、
駅前に花が植わるようになって、
花のお世話をする人が増えてきて、
駅の周辺のお店が自分の店の前を掃くようになりました。
2つの駅のトイレ掃除を交互にやっていたんですけれど、
最終的にはその2つとも駅舎が新しく建て替わったんです。
トイレ掃除をやった駅だけが新しくなったんです。
徹底した掃除がいかに世の中を
変えていくかということですよね。
そうなるまでには10年くらいかかりました。

(阿部)
やはり10年続けてようやく変わるんですね。

(木南)
10年ごとの節目というのはあるような気がします。
だから、一つ決めたことを徹底してやるとすれば、
10年やれということでしょう。
10年という節目を自分なりに納得できるようにやると、
何らかの答えは返ってくる気がします。

2021.05.07

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