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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.226

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不思議な力 230a勇気ある校長先生 230b遊びも本気 230c92歳
一語履歴 vol.229
教育を 229a ノーベル賞受賞者 229b湯たんぽ 229c成功は偶然
一語履歴 vol.228
ゴミはいない 228a16歳の少女 228b社員が何を 228cお母さんに
一語履歴 vol.227
5分前行動 227a現場の考える力 227b成果に繋げる 227cお辞儀と挨拶
一語履歴 vol.226
心は言葉に 226a社員が急激に 226bピンチがチャンス 226c素読
一語履歴 vol.225
味方だらけ 225a喜んでもらえる 225b信じ続ける 225c小柳陽太郎
一語履歴 vol.224
人間力を高める 224a伸びる選手 224b父から 224cありがとう増量
一語履歴 vol.223
時計遺伝子 223a自分の足元 223b平尾誠二 223c健全な精神
一語履歴 vol.222
一流外科医 222a知恵を借りる 222b10決める 222cひたむきに
一語履歴 vol.221
大学新釈 221a神です 221b闘魂の人 221cあずき
心は言葉によって磨かれる
             山口 秀範(寺子屋モデル社長)
             占部 賢志(中村学園大学教授)

現在、福岡県宗像市内で小中一貫校「志明館」の創設に
向けた準備が進められています。

【占部】
志明館のカリキュラムで
重視していただきたい
ものがあります。

何かと言うと、
言葉がいかに大切かについて
子供たちに学んでほしいということです。

僕が小柳先生と、
出会ったのは福岡市内の
水郷天満宮でした。

そこの社務所の二階では
毎週金曜日に、小柳先生の
ご指導のもと古典の輪読会が
行われていたのです。

僕は縁あって大学二年生から
出るようになりましたが、
ほとんど欠席したことは
ありませんでした。

そこでは聖徳太子の研究書で
あるとか吉田松陰の『講孟余話』など
の古典を読むのですが、
先ほど山口さんが触れた
「士規七則」には前書きみたい
なものがありますよね。

そこには

「冊子(さっし)を披繙(ひはん)せば、
 嘉言(かげん)林の如く、
 躍々(やくやく)として人に迫る。
 顧(おも)ふに人読まず。
 即(も)し読むとも行はず」

とあるわけですが、

小柳先生は音吐朗々と
読まれるわけですよ。

そして

「この調べがいいねえ。
 実にいい」

と言われる。

私にとって、これは初めての経験でした。

それまでは、文章を読むとは
意味を理解することが重要だと
思っていたのですが、
小柳先生は意味はもちろんのこと、
言葉の調べやリズムを味わうことの
大切さを教えてくださったのです。
 
2011.11.16

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