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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.222

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一語履歴 vol.230
不思議な力 230a勇気ある校長先生 230b遊びも本気 230c92歳
一語履歴 vol.229
教育を 229a ノーベル賞受賞者 229b湯たんぽ 229c成功は偶然
一語履歴 vol.228
ゴミはいない 228a16歳の少女 228b社員が何を 228cお母さんに
一語履歴 vol.227
5分前行動 227a現場の考える力 227b成果に繋げる 227cお辞儀と挨拶
一語履歴 vol.226
心は言葉に 226a社員が急激に 226bピンチがチャンス 226c素読
一語履歴 vol.225
味方だらけ 225a喜んでもらえる 225b信じ続ける 225c小柳陽太郎
一語履歴 vol.224
人間力を高める 224a伸びる選手 224b父から 224cありがとう増量
一語履歴 vol.223
時計遺伝子 223a自分の足元 223b平尾誠二 223c健全な精神
一語履歴 vol.222
一流外科医 222a知恵を借りる 222b10決める 222cひたむきに
一語履歴 vol.221
大学新釈 221a神です 221b闘魂の人 221cあずき
一流外科医の条件とは
            高山 忠利(肝臓がん外科医)
            山高 篤行(小児外科医)

肝臓がんと小児外科。それぞれの分野で突出した
業績を上げ続けている高山さんと山高さん。

【山高】
どれくらいの期間、
幕内先生と仕事をされたのですか。

【高山】
15年くらいです。

途中、先生は信州大学に教授として
行かれて離れはしましたけど、
その間もしょっちゅう一緒に
肝がん手術や生体肝移植をしていました。

後に先生が母校の東京大学に
戻られてからは、僕は助教授として
先生の下について、
5年間みっちり仕事をしました。

その当時は、一連托生のようなもので、
もうずっと病院内で一緒にいましたね。

【山高】
幕内先生はどんな
指導をされる方でしたか。

【高山】
それが人に教えないんです、
一切教えない。

僕がレジデント(研修医)として
国立がんセンターに行ってすぐの時に、
ちょっと手術のヒントを
伺おうと思って聞いたら、
聞こえない振りをされたんですよ。

あぁ、これは盗むしかないかと思って、
それ以来15年間一度も質問しませんでした。

【山高】
それもすごいですね。

でも先生のように盗むというか
自分で考えなければ、
絶対にいい外科医にはなれないと思います。

【高山】
そうですね。

【山高】
いわゆる普通の手術を繰り返してやる
医者にはなれると思います。

でも、難しい症例がきた時には、
一歩立ち止まって
考えなければいけません。

その時に自分で考えながら
やっていく癖をつけておかなければ、
一流の外科医にはなれないと思います。

それにあまり手取り足取り
教えてもらいたくないって
いうのもありますよね。

それよりも、うまい人の
手術を見ることのほうが
よっぽど大事だと思う。

これは私の持論です。
 
2016.10.11

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