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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.859



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一語履歴 vol.860
「ありがたいな、もったいないな」という気持ち・(千玄室)
一語履歴 vol.859
すべて存在するものは善きものである・・・・・(曽野綾子)
一語履歴 vol.858
阻まれる 再建の主役 解釈のしかた 信頼関係 すべてに意味がある
一語履歴 vol.857
人生の幸福 まっすぐに生きる 心の貧乏 存在意義 常識の壁
一語履歴 vol.856
強烈な努力 全て 大事なのは すべてのこと 一生の分かれ道
一語履歴 vol.855
目に見えないもの 経営者の条件 生き方 いつも全力疾走 月日
一語履歴 vol.854
教え 本当の道 大成への大道 全力の向こう側 心豊かな社会の原動力
一語履歴 vol.853
製品・営業・新規開拓  心の年 徹底心 可能性 教育
一語履歴 vol.852
年輪経営の基本 美しい 足る 覚悟三選 一番大事なこと
一語履歴 vol.851
今こそ取り戻すべき美点・・・・・・・(マンリオ・カデロ)

すべて存在するものは善きものである
          曽野綾子(作家)

これまでの人生で直面した最大の試練といえば
四十代の後半に失明しかけたことです。

その頃、急に視力が落ちてきたのを感じて
検査を受けたら、中心性網膜炎という病気に罹っていました。

目を酷使し過ぎたことと
強いストレスが原因だと言われました。
さらに白内障も患ってしまって。

手術しようと思っても、
どの眼科医も私の手術はすると
言ってくださらないんですよ。

「強度の近視だから視力が回復しないかもしれない。
 それにもし曽野さんが失明したら
 誰が手術したのか騒がれるから」って。

やっぱりその時が一番大変で、
口述で小説を書く訓練も始めましたけど、
何本か連載を休載しなければなりませんでした。

そういう状況が半年くらい続いた時に、
ある先生が手術を引き受けてくださったんです。
五十歳になる少し前のことでした。

術後、麻酔が覚めて目を開けると、
生まれて初めて三メートルくらい先に置いてある
本の背表紙が裸眼で読めた。

もう画期的に見えるようになって感動しました。

で、私その時に……
この感謝を生涯どうやって捧げようかと思いました。

だってどこの眼科に行っても断られたんですよ。
もうちょっと様子を見ましょうとか、
まだ見える目に手をつけちゃいけないとか。

それが手術をして目が治ったということは、
続けてお書きなさいということだろうと思いました。
いまでもそう思う時があるんです。

たぶん、人間には誰しも、
一刻一刻、周囲がその人にこれをしなさいと
言っているものがあるんですよ。

それを死ぬまで丹誠を込めてやるのが、
私に与えられた使命だと思います。

私はね、イタリアの神学者トマス・アクィナスの

「すべて存在するものは善きものである」

という言葉が大好きなんです。

自分の思い通りにならなくて、
愚痴や不平不満を漏らしている人が多いけれども、
存在するものはすべて善きものだと思えば、
呪わなきゃいけないこともなくなるし、
辛いことがあっても人生楽しくなるんですよ。

2025.02.24

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