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日本人として4人目となるノーベル賞を受賞した
江﨑さんが語った
「ノーベル賞を取るための五か条」

【村上】
若い人に創造性を発揮してもらうことで、
我が国に創造の風土を根づかせたいということですね。

【江崎】
創造性を育むにはオプションを活かすこととともに、
何事もよく「考える」ということも大変重要です。

私が勤めていたIBMには、
「Think」という標語が
あちこちに掲げられていました。

考えて考えて考え抜け、という
社員の心得を説いた言葉です。

アップル社のスティーブ・ジョブスも、
「Think different」、
つまりただ考えるだけではなく、
違ったことを考えろ、と言っています。

これを受けて私が若い人に言いたいのは
「Think unthinkable」、
考えられないことを考えなさいということですね。

エネルギーが粒子状態になっているという、
想像を絶するアンシンカブルなことをプランクが考え出し、
それが古典力学を超える量子力学の発展に繋がりました。

このように将来というものは
必ずしも過去の延長線上にはない。

現状維持、何もしないこと、
伝統を守るということがリスクになることだってある。
そのことをしっかり理解してほしいと思っています。

【村上】
そういえば、江崎先生には、
ノーベル賞を取るための五か条という
有名な言葉がありますね。

【江崎】
あれは私が一九九四年に
国際会議で話した内容を、
ノーベル物理学賞の選考委員が聞いて、
スウェーデンの物理学専門雑誌に
「江崎の黄金律」として発表してくれたものです。

1、いままでの行きがかりにとらわれない

2、教えはいくら受けてもいいが、
  大先生にのめりこまない

3、無用なガラクタ情報に惑わされない

4、創造力を発揮して自分の主張を貫くには
  闘うことを避けてはならない

5、子供のような飽くなき好奇心と
  初々しい感性を失ってはいけない

この五つは、私自身のモットーであるとともに、
いま私が日本に創造の風土を醸成するための
心得としていることでもあります。
2019/10/13

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