過去の一語履歴を見ることが出来ます。
自分たちのチームの問題に気づけるわけがない バレーボール日本チームを平成28年より率いてきたのが、 名選手であり名指導者でもある中田久美監督です。 (中田) 日本に戻ってから久光製薬スプリングスに入るまでは半年くらいでした。 最初はコーチで入って、監督になったのはその翌年からでした。 久光製薬っていうチームは、 それまでも決勝に残ったりはしていたものの、 最終的に勝てていませんでした。 それが何なのかっていうのがありましたけど、 私からすればチャラチャラしているチームにしか見えなかったんです。 だから私が最初にしたことは、 選手のマインドをリセットすることでした。 最初に「どこを目指すの、このチームは?」って選手たちに聞いたら、 「優勝したい、日本一になりたい」って言うんですね。 「だったら日本一になるための練習をしようよ。 じゃそのために何が必要か書くね」って、ばーって書き出したんです。 それから片づけですね。 というのも、体育館と隣接する合宿所の廊下に私物が散らばっていて、 中にはやめた選手の箪笥まで放置されていたんです。 すぐに選手を集合させると、 「これではダメ、日本一にはなれない。すぐ片づけなさい」と言って、 各自の部屋から体育館の掃除まで当番をつくって全部一からやり直させました。 なぜそうしたかと言うと、周りの変化に気づけない人たちが、 自分たちのチームの問題に気づけるわけがないからなんです。 「汚い」とか「汚れてる」って気づけない人に、 チームの何が気づけるんですかって話です。 日常生活ってすごく大事で、 いまはコートの中だけちゃんとやっていれば それでいいっていう風潮がありますけど、 答えは日常生活の中にある、と私は思うんです。 |
2019.09.27 |
貞観政要(じょうがんせいよう) 歴史上有数の名君と称えられる 唐の太宗とその臣下たちとのやりとりが記され、 “帝王学の教科書”として読み継がれてきた東洋古典の名著 「この『貞観政要』は、リーダーとは どうあるべきかということが 具体的に書かれている。 その点では、世界中でこの本が 最高じゃないかと僕は思います」 (谷沢永一) 「信長の悲劇は『貞観政要』を 読まなかったこと。 その結果は歴史が証明しています」 (渡部昇一) ・国を治めるのは病気と同じく“よくなったときが肝心” ・財産利益を深く貪ろうとするがゆえに災厄が訪れる ・すぐれたリーダーは必ず専門家の声に耳を傾けている ・人材不足を嘆くのは“人探しの能力がない”と言うに等しい ・「忠義の部下」と「良い部下」は同じではない、ではどこが違うのか? ・“悪口を真に受けない”ことは上に立つ者の絶対条件 ・勝てる戦いと和睦、両方の可能性があるならばどちらを選ぶか ・部下から正直な意見を引き出すために行った太宗の工夫 ・創業成ったあとの守成をいかにやり遂げるかが最大のテーマ |
2019.09.26 |
〒979-0154
福島県いわき市沼部町鹿野43
Mail infous@kushida-web.com
TEL 0246-65-2311
FAX 0246-65-2313
定休日:土曜日・日曜日