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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.204a

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一語履歴 vol.210
修養の大切さ 210a父からの手紙 210b心を高め 210c祈り
一語履歴 vol.209
視点を変える 209a運を強く 209bまずは自分が
一語履歴 vol.208
大切なことだけ 208a力尽きるまで 208bマザー・テレサの言葉
一語履歴 vol.207
組織マネジメント 207a本来無一物 207b一年の計は
一語履歴 vol.206
夢を叶える 206aオレンジ色 206b世の中に偶然はない
一語履歴 vol.205
絶望の中 205a碧巌録 205b服中に書 205c伸びるべき者が伸びる
一語履歴 vol.204
幕末の偉人 204a親父の小言 204b古典を 204c人間には3つの教育
一語履歴 vol.203
百歳の円相 203a一流と二流 203b最大の修業 203c道とは何か
一語履歴 vol.202
目に見えない力 202a平常心 202b不幸を吸っても 202c一日の王
一語履歴 vol.201
どんな選手を置くか 201a明かり 201b構想 201c正しきこと
幕末の偉人の言葉に学ぶ
             河野 克俊(統合幕僚長)
             渡部 昇一(上智大学名誉教授)

【河野】
幕末の偉人の話ですが、
河井継之助っていますでしょう。

【渡部】
越後長岡藩の家老として
財政改革を推進し、戊辰戦争の際、
藩を守るため官軍に徹底抗戦
したことで知られる英傑ですね。

【河野】
その河井継之助が素晴らしい
言葉を残しているんですよ。

「進む時は人に任せ、退く時は自ら決せよ」

これもまさに我が意を得たりでしてね。

海上自衛隊のオペレーションの一つに、
洋上補給というものがあるんですが、
これは両艦が互いに一定の
距離を保って海の上を並走しながら、
給油艦からホースを繋いで油をもらう。

強風や高波で船がぶつかったり、
甲板上の作業員が流されてしまう
危険性を伴う作業なんです。

私がインド洋における補給支援活動の
指揮官として現地へ向かっていた時、
洋上補給の途中で一度だけストップをかけて、
離脱させたことがありました。

「危ないな」と思いながら
見ていたんですけど、
現場の人たちは誰も
「やめよう」とは言わないんですね。

指揮官でなくともゴーサインは出せる。

しかし、ストップをかけられるのは
指揮官だけなんです。だから、
リーダーの役割の一つは、ストップ
をかけることだと実感しています。

【渡部】
どこでストップをかけるか
という判断が重要であり、
難しくもあるわけですが、
これはやはりその人の見識が問われますね。

それにしても河野さんはその立場、
立場において、自分に相応しい本を
パッと見つけて読んでいらっしゃる。

そこが素晴らしいところですね。

【河野】
振り返ると、私が小学校
4、5年生の時の担任の先生は

「何でもいいから本を読め、本を読め」

と、しょっちゅう言っていました。

その言葉がやっぱり
沁みついているのだと思います。
 
2016.06.18

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