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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.147a

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一語履歴 vol.150
師弟関係 150a話を聞いて~犠牲なき 150b感謝こそ 150cすべての逆境
一語履歴 vol.149
この苦しみ... 149a教えて... 149b困難を 149c運がいい...
一語履歴 vol.148
感動する心 148a人生二度 148b一流シェフ 148c日本人と 148d心に
一語履歴 vol.147
危険に 147a苦しみの先 147b仏像を 147c辛い時こそ
一語履歴 vol.146
子供の能力をフルに開花させる 146aママが死にたいなら
一語履歴 vol.145
途中で 145aV字回復 145b呼び寄せる 145c見てくれている人
一語履歴 vol.144
自己を習う 144a円満に 144b全力投球 144c苦難を受け入れた時
一語履歴 vol.143
誠は 143a重光葵 143bお天道様に 143c歯と目と声
一語履歴 vol.142
人生逃げ場なし 142aピンチを 142b苦労を苦労と 142c無限の可能性
一語履歴 vol.141
100-1=0 141a締め切りがある 141b芸を磨き 141c先生
苦しみの先に本当の楽しさがある
                 坂本博士氏(声楽家)

「泣く子も黙る城多(きた)又兵衛」と言われるほど
指導は厳しかったのですが、
怒鳴り散らしたりするわけではなく、
近くにいるだけでピリッとさせられる威厳のある方でした。

それにどんなに怒っても、レッスンが終わる頃には
「博士君、この次もまた楽しみにしているよ」
とおっしゃるあたりは、
教育者ならではの言葉の力を感じました。

ところが大学三年の時に先生が深刻な顔をされて、
残念そうにこうおっしゃるんですよ。

教務課のトップとして忙しくなり、
もう教えることができなくなったと。

代わりに城多先生はドイツから招聘した
リア・フォン・ヘッサート先生を紹介してくださいました。

僕は最初、女の先生と聞いて戸惑ったんですよ。
でも、ヘッサート先生は僕に
本当の音楽の素晴らしさと楽しさを教えてくれました。

こんなに音楽って楽しいのかと。

――音楽の楽しさ、ですか。

それまで僕は城多先生の厳しい指導のもと、
音楽の「楽」が学ぶほうの「学」だけになっていたんです。

つまり「音学」ですね。

こうなるといつの間にか「音が苦」になっている。

いくら音楽学校に入ったからといっても、
ドレミファソラシドと音階のことばかり厳しく言われると、
誰だって音符恐怖症になってくるんですよ。

ところがヘッサート先生はそういう指導をしませんでした。

代わりに、例えば目の前に山があると想像して、
その山に向かって「山、山、山」と
日本語で音階を歌わせるんです。

そうやっていると、面白いことに音符恐怖症が影を潜め、
気持ちよく声を出せるようになりました。

まるで心の扉がスッと開くように。
音を楽しむ、つまり本当の意味での「音楽」になりましたね。

――「音学」「音が苦」を経て、「音楽」になったと。

そうですね。「音学・音が苦・音楽」という三つの言葉は、
何の職業でも当てはまると思いますよ。

何をするにも必ず学ぶ苦しさがある。
でもその苦しみがあるからこそ、
その先に本当の楽しさを見つけることができるんです。

苦しいからとすぐに投げ出してしまうようでは、
とても大成などできません。
 
2015.07.06
2015.07.06

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