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一語履歴WORD vol.647


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一語履歴 vol.641
自分で線を引ける
人生は山あり谷あり

「実践人の家」常務理事・森迪彦先生が逝去されました。

昨年8月号にて森信三師の
高弟・寺田一清氏の追悼座談会を企画した折、
森迪彦先生にお声掛けしたものの、
ちょうど喉に癌が見つかり、
治療に専念したいからと辞退されました。

年が明け、森信三師の没後30年の節目に際し、
再度取材のご依頼をしたところ、
「引き受けたい気持ちは強いけれども、
体調に不安があるので、
新たに実践人の家の理事長に就任された
兼氏さんを推薦します」とのお返事でした。

こうして2月3日、森信三師の
高弟・浅井周英氏と兼氏敏幸氏の対談取材が
都内ホテルで組まれました。
ところが、です。
直前に連絡があり、迪彦先生も取材に
同席されるというではありませんか。

当日、迪彦先生は兵庫から上京し、
車椅子姿で会場に現れ、渾身の力を込めて
自らの思いの丈を語ってくださったのです。

いま振り返ると、
重篤な病に侵されているにも拘らず、
無理を押して日帰り出張をし、
質問に真摯に答えてくださった迪彦先生は、
まさに命懸けで、遺言ともいうべきラストメッセージを
私たち編集部に託すような気魄で、
取材に臨んでくださったのでしょう。
魂が震えずにはいられません。

森信三師の人生は幼少期から晩年に至るまで
逆境の連続であり、
その都度逆境を乗り越え、
命ある限り前進された方でしたが、
ご子息の迪彦先生の人生もまた、
天寿を全うする最期の瞬間まで
命を燃やし続けた歩みそのものでありました。

「人生は山あり谷あり、
 そういうものとして様々な出来事、
 逆境や試練に向き合い生きていく。
 これからも、その思いで父の目指した世界を
 また自分も目指し、
 力の限り父の教えを多くの方に伝え続け、
 よりよい世の中に貢献していきたい。
 それが父の没後30年を迎えた
 今の私の心からの願いです」

2022.03.14

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