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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.353

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動機善なりや
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「耐えること」の大切さ
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続けていくと風格というものができてくる
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奥さんの料理を 353a僕の声を 353b父親のための 353cパスカルに
一語履歴 vol.352
人間が浅はか 352a逝きし世の面影 352b意志の範囲 352c自分が人間
一語履歴 vol.351
受け止められる 351a日々の試練 351b深山の桜 351c最大の試練
奥さんの料理をホメることが「助け合い」

わたくしは若い御夫婦には
はなむけのコトバとしていつも申すのですが、
人間関係のうち、夫婦関係ほど
お互いに絶大な忍耐を要する関係は
ほかにはないということです。

それゆえ相手の欠点短所を攻めるのでなく、
むしろ人間的に卓れたほうが、
相手の至らぬ点は背負うていく
覚悟がなくてはならぬということです。

ですから、わたくしは夫婦和合の心構えとして、

(1)いたわり
(2)忍耐
が最大の必要条件と思われてなりません。
そしてもう一つ加えるとすれば、
(3)賛助
ということではないでしょうか。

(3)の賛助とは、平たく申せば
「助け合い」ということです。

この「賛助」ということも、
直接的と間接的とがあるわけで、
たとえて申せば台所仕事に直接手を下して手伝うよりも、
奥さんの丹誠込めた料理をホメるということが、
最も効果のある間接的な賛助ではないでしょうか。

これなら世のご主人方も
その心掛け次第でたやすくできそうに思われますが、
イザ実際にということになりますと、
実はこれ一つさえ決して容易ではなく

「『ウン、これはウマイ』といってくれたことは
ただの一度もなく、ただ黙って
ムシャムシャ食べてくれてるだけです」

とこぼされる奥さんの多いのもムリないことでしょう。


ですから、世の男性諸氏に申し上げたいことは、
「ウンこれはウマイ!! よくできたね」と、
3日に1度くらいはゼヒ一つ
いい添えていただけたらと提言する次第です。

これは要するに、奥さんの努力に対する
間接的な賛助精神の発露として、
極めて大事なことであり、
これによって奥さんがますます腕を磨くキッカケとなり、
励みともなりましょう。
 
2019.06.15

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