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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.596

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一語履歴 vol.600
一大事と申すは今日只今のこと ・・・ 一日暮らし
一語履歴 vol.599
情熱にまさる能力なし 霧の中を行けば 599aたとえお金がなくても
一語履歴 vol.598
ヒトの心は約10年の生理的早産
一語履歴 vol.597
自分ほど悪い人間はいない 597a命は吾より作す
一語履歴 vol.596
創造性の発現には相当大量の語彙の蓄積が必要だ
一語履歴 vol.595
なんで同じ高校生でこんなんなるねん
一語履歴 vol.594
鳴かずんばそれもまたよしホトトギス 594a字幕離れ
一語履歴 vol.593
白虎隊となり玉砕をもって民族の防波堤になる 593a国の旗
一語履歴 vol.592
日本一のバッターを目指すなら心も... 592a大事なのは残りの270度
一語履歴 vol.591
行く川のながれは絶えずして 591a活力を創る
創造性の発現には相当大量の語彙の蓄積が必要だ

便利な情報端末の普及なども相俟って、
かねて指摘されてきた若者、
日本人の読書離れが一層進んでいます。
しかし、近年の脳科学の目覚ましい発達により
読書の重要性が改めて注目を集めはじめています。

〈川島〉 
脳科学的に見ても、
読書を通じて語彙を蓄えるというのはとても大事なことです。

実験で一番驚いたのが、
いわゆるクリエイティビティ、
何か新しいものを創り出す創造性は
脳のどこから生まれてくるのかを調べたら、
語彙を格納する部位と言葉を扱う部位が
一番よく働いていたんです。
それは言葉ではなく、イメージを膨らませて
何かを生み出す時もそうなんですね。

ですから新しいものを創造する高次な活動も、
すべてその人の語彙がもとになっているというのが
実験を通じての僕の結論なんです。

〈土屋〉 
湯川秀樹博士の
「創造性の発現には相当大量の語彙の蓄積が必要だ」
との言葉に通じますね。

〈川島〉 
きょうはせっかく土屋先生にお目にかかったので、
新しいデータをご紹介しますと、
僕は最近、脳を鍛えることをテーマに会社をつくりましてね。
そこへある企業から
「ホワイトカラーの創造性を伸ばしてほしい」
というご依頼をいただいたんです。
言われたことしかできない
社員さんを何とかしてほしいと。

そこで僕が何をしたかというと、
文庫本を二冊渡しただけです。
これを一か月後までに読んでおいてくださいと。

一か月後に実験すると、ちゃんと読んでくれた社員さんは、
見事にクリエイティビティが上がっていました。
そのまま読書が習慣になって、
課題の本以外にも読んできた人は
もっとその伸びが顕著でした。
しかし、さぼった社員さんは横ばいのままだったんです。

ですから、本を読めばクリエイティビティが
高まるというのは既に証明済みなんですよ。

〈土屋〉 
大いに納得できるお話です。
ちなみに、その時はどんな本を提供されたのですか。

〈川島〉 
何でもよかったんですけど、
その時は井上靖の本をお渡ししました。

クリエイティビティというのはまさに語彙力であり、
文章を読み、扱うところの脳から出てくるものですから、
まず読書してもらうことで
クリエイティビティが高まるだろうと。
その上、普段使わない語彙が使われている
少し古い本を読むとよりいい。

ただ、明治や大正の文語文はいまの若い人は読めないので、
口語に近い作品ということで井上靖を選んだんです。

2021.08.30

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