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一語履歴WORD vol.593a

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ヒトの心は約10年の生理的早産
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自分ほど悪い人間はいない 597a命は吾より作す
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創造性の発現には相当大量の語彙の蓄積が必要だ
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一語履歴 vol.593
白虎隊となり玉砕をもって民族の防波堤になる 593a国の旗
一語履歴 vol.592
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一語履歴 vol.591
行く川のながれは絶えずして 591a活力を創る
国の旗

世界196か国、そのすべてが
各々国家の象徴として掲げる「国の旗」を持っています。
普段何気なくアイコンとして目にすることの多い国旗ですが、
そのデザインや歴史には奥深い魅力があります。

〈吹浦〉
小学校4年生の時のことです。
地図帳を眺めていると、デンマークをはじめとした
北欧5か国の国旗のデザインすべてに十字架が描かれていることに気づきました。

好奇心の赴くままに担任の教師に質問したところ、
返ってきた答えは

「そんなことを考えるよりも、
君はもっと算数や国語を勉強しなさい」の一言。
先生の専門は理科でしたから、
おそらく国旗のことをよくご存じなかったのかもしれません。
もっともこの時の先生の言葉が、
実に的を射たものだったということに気づいたのは後々のことでした。

むしろ本格的に勉強するには、
国語・算数・理科・社会はおろか、
美術から音楽、宗教、染色、幾何学、光学まで
幅広い知識が必要だったのです。
国旗の持つ底知れぬおもしろさに魅せられた私は、
国旗の世界へとのめり込んでいきました。

ある国の歴史から文化に至るまで
様々な要素が凝縮して詰め込まれているのが国旗です。
それぞれのデザインに込められた思いを読み解き、
時に現地に飛んで見聞を広めるなど、
国旗への興味は尽きることがありません。

例えば欧州の穀倉地帯と称されるウクライナ。
私の好きな国旗の一つですが、
デザインは上半分が青、下半分は黄色です。
一度でも彼の地に立てばなぜこのデザインにしたか、すぐに分かるでしょう。
青空の下にどこまでも広がる一面の麦畑は、まさに国旗そのものです。

また、先日訪れた日本の真南にあるパラオは、
私の83番目の訪問国ですが、
国旗のデザインは青地の真ん中に黄色い丸が描かれています。
かつて国際連盟による日本の委任統治領だったため、
日の丸に遠慮して月にしたなどといった噂を耳にしていましたが、
すべてはパラオの夜の浜辺が解決してくれました。
実際にデザインされた方が言うように、
パラオの満月の美しさは格別であり、
それが国旗のモチーフとなったのです。

2021.08.21

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