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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.577a

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恨みを買わない生き方が一番の基本 580a自分のプライドだけは...
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理不尽を飲み込む力 579a人間の勉強をしいや
一語履歴 vol.578
恰好(よしきた) 578a個性を消しているのにどうしても出てくる個性
一語履歴 vol.577
逆境の時こそ力を尽くす 577a積み重ね つみ重ねても またつみかさね
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3倍の力 575a死なんと戦えば生き 生きんと戦えば必ず死するものなり
一語履歴 vol.574
仕事は追い掛けられるな... 574a努力の上に辛抱を立てたんだろう...
一語履歴 vol.573
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日々を精いっぱい生き抜く中で 572aこころ
一語履歴 vol.571
息子の洋服地で人形をつくってほしい 571a...すべて意味があります
積み重ね つみ重ねても またつみかさね

「エッフェル塔の320メートルを凌ぐ世界一高い電波塔ができないか」

産経新聞社社長で、時の国会議員だった前田久吉から
東京タワーの設計依頼があったのは、
「耐震建築の父」という異名を持つ建築家・内藤多仲が70歳の時でした。

地震と台風が多発する日本で、
そのうえ、戦後間もない東京では
鉄を大量に揃えるのは困難で、誰もが心配するなか、
「鉄塔造りは私に課せらえた宿縁」と快諾。

驚くべきことは、
前例のないタワーの膨大な計算を、
小さな計算尺を使い、すべて手で行ったこと。
そして材料の鉄を、エッフェル塔の半分以下にするという案でした。

1958年、333mの世界一高い東京タワーが完成。
完成から60年以上過ぎた今でも、
地震や台風に見舞われながらも、天高くそびえ立つ東京タワーは、
多くの人に愛されています。

84年の天寿を全うした多仲が、
晩年したためて揮毫した

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

という言葉が、漢字から次第にひらがなに変わっっていることを
「父の生き方が表れているようだ」と二男の内藤多四郎氏が話されます。

2021.07.02

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