本文へスキップ

      次代に輝く住まいを創る

TEL. 0246-65-2311

〒979-0154 福島県いわき市沼部町鹿野43

一語履歴WORD vol.063

過去の一語履歴を見ることが出来ます。

一語履歴 HOME
⇦前 一語履歴 次⇨ 
一語履歴 vol.070
安岡正篤氏とドラッカー... 070a脳を10歳... 070b意識の差が明暗を分ける
一語履歴 vol.069
凡人が勝つ... 069a時は金なり 069bよい顔をつくる法則
一語履歴 vol.068
ミャンマーへの報恩 068a一番稼いでいるところで... 068b足なし禅師...
一語履歴 vol.067
清、負けたらあかん 067a道を深める
一語履歴 vol.066
欲望を捨てて... JAXAの人材育成術 066a大したことじゃない...
一語履歴 vol.065
小津安二郎監督... ロープウェイで来た人は...  065a園長先生との約束
一語履歴 vol.064
感性を研ぎ澄ませ... 064a伸びる選手 064b特攻の母...
一語履歴 vol.063
砂時計の詩 063a愛語の力を知る 063b修練と勇気、あとはゴミ
一語履歴 vol.062
静かに自分に言いなさい 062a5打席連続敬遠... 062b人間の姿勢は...
一語履歴 vol.061
人間は性情の... 061aヒルティに学んだ術 061bルバング島で30年間...
砂時計の詩      山本富士子(女優)

私は亡くなった主人と
毎年バースデーカードを贈り合っていたんですけれども、
主人は必ずそこに素敵な言葉を記してくれたんですね。

その一つが砂時計の話だったんです。

『産経新聞』の一面に、
「朝の詩」という一般読者の方が投稿する欄があって、
主人はそこへ投稿された「この秋」という詩に
大変感銘を受けて、「砂時計の詩」と題して
バースデーカードに引用し贈ってくれたんです。

       砂時計の詩

 一トンの砂が、時を刻む砂時計があるそうです。
 その砂が、音もなく巨大な容器に積もっていくさまを見ていると
 時は過ぎ去るものではなく
 心のうちに からだのうちに積りゆくもの
 と、いうことを、実感させられるそうです。

 時は過ぎ去るものではなく
 心のうちに からだのうちに積りゆくもの

私はこの言葉に出合うまでは、
時は過ぎ去るものと考えていました。

こうして牛尾さんとお話ししている時も
もちろん刻々と過ぎていきます。

だからこそこの一瞬一瞬を大切に、
一日一日を大切に、いい刻を
自分の心や体の中に積もらせていくことが大事で、
それがやがて豊かな心やいい人生を紡いでいってくれる。

そう受けとめて、一日一日を精いっぱい生きる、
きょう一日を精いっぱい生きることの大切さを
改めて実感させられました。

とても感動したものですから小さな紙に書いて、
お財布に入れていつも持ち歩いているんです。
 

2013.09.05

バナースペース

櫛田建設株式会社

〒979-0154
福島県いわき市沼部町鹿野43
Mail infous@kushida-web.com
TEL 0246-65-2311
FAX 0246-65-2313
定休日:土曜日・日曜日