一語履歴
これが最後という思い 青山俊董老師 大事な話は耳鳴りがするほどきけ。 しかも、毎回初めて聞く思いで聞け。 聞くということは、 自分の持ち合わせている 器の大きさでしか聞けない。 禅僧として、たくさんの恩師とのお出逢いをいただく中で教えられた言葉。 人は、えてして、一度聞いた話は、 もう知っているからと聞き流してしまいがちです。 しかし、本当に大切なことは シンプルであるがゆえに簡単には身につけられません。 特に、人間いかに生きるべきかを説く、人間学の学びはなおさらです。 人生は幸せを求めての旅。 何を幸せとするか、 選ぶ目の高さ、深さが人生を変える。 最近は、いくつもの病気をご経験され、 それを「南無病気大菩薩」と 祈る気持ちですべて受け入れてこられました。 天地いっぱいから頂いている命なんだから、 天地いっぱいに御恩返しとしてお返しをする。 たった一度の命を、 私自身の今日只今をどう生きるか。 天地いっぱい総力を挙げての お働きをいただいての24時間の生活です。 そのことに気づけるか。 生かされている自分というものを 自覚することは、とても大切だと思います。 ご講演の最後に、青山老師はこう話されました。 これが最後の講演かもしれない、 との思いで今日ここにきた。 |
2025.12.01 |
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