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      次代に輝く住まいを創る

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一語履歴WORD vol.489

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「酒井先生、私に『般若心経』を説いてください。」
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『道』 482aあれを見よ 深山の桜咲きにけり
一語履歴 vol.481
今 目の前に存在する 481a顔は心の窓
いまがその時 その時がいま

不世出の建築家アントニオ・ガウディが設計した
「サグラダ・ファミリア教会」。
着工から130年以上の歳月を経たいまなお
未完のまま工事が続く壮大な聖堂の建設に、
日本人として参加してきたのが彫刻家・外尾悦郎さんです。

建築家、彫刻家など計約200名が働く
サグラダ・ファミリアの中で、最も長期間勤め続け、
ガウディの意志を最も深く受け継いでいるといわれる外尾さん。

(外尾)
私は長らくサグラダ・ファミリアの職員ではなく、
一回一回、契約で仕事をする請負の彫刻家でした。

教会を納得させる作品ができなければ契約を切られる可能性がある。
命懸けという言葉は悲壮感があってあまり好きではありませんが、
でも私自身としては常に命懸け。

というのも命懸けでなければ面白い仕事はできないからです。

ただ本来は生きているということ自体、
命懸けだと思うんです。戦争の真っただ中で明日の命も知れない人が、
いま自分は生きていると感じる。病で余命を宣告された人が、
きょうこの瞬間に最も生きていると感じる。

つまり、死に近い人ほど生きていることを強く感じるわけで、
要は死んでもこの仕事をやり遂げる覚悟があるかどうかだと思うんです。

この34年間、思い返せばいろいろなことがありましたが、
私がいつも自分自身に言い聞かせてきた言葉がありましてね。

「いまがその時、その時がいま」

というんですが、本当にやりたいと思っていることがいつか来るだろう、
その瞬間に大事な時が来るだろうと思っていても、
いま真剣に目の前のことをやらない人には決して訪れない。

憧れているその瞬間こそ、実はいまであり、
だからこそ常に真剣に、命懸けで生きなければいけないと思うんです。

2020.07.31

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